はじめに
Eventは、
指定した何かが起こった時にTASKSが発動する、というキッカケを与えるものだ
何種類もあるのでそれぞれ説明していく
共通するもの
Event を編集していく際に共通したものがあるので解説していく
Priority
複数のプロファイルが競合したときの優先順位を決める
Stop Event
ここにチェックを入れると、そのプロファイルがイベントを処理した場合、他のユーザーやシステムアプリはそのイベントを見れなくなる
例えば
カメラボタンを押したときに、カメラでなくTASKSを発動させたいとき
Priorityを高く設定して、Stop Event にチェックを入れると
カメラを起動させずにTASKSのみを発動させることができる
App
App Changed
指定したアプリが開かれるとき
同時にアプリのアイコン、アプリ名、アプリパッケージを変数として格納する
Date/Time
Alarm Clock
調査中
Alarm Done
Androidのアラームが鳴ってから切ったりスヌーズモードに変えとき
Date Set
日付や時刻が変更されるとき
なぜか、日付が変更されたときにAndroidは時刻が設定されたと報告するらしい
Time/Date Set
Date Set と同じ?
Timezone Set
説明なし
おそらく、タイムゾーンが変更されたときにTASKSが発動する
Display
Display Off
ディスプレイが消えたとき
Display On
ディスプレイが点灯したとき
ただし、アラームが鳴った時なども自動的に発生する可能性あり
Display Unlocked
画面ロックを解除した場合もそもそも画面ロックを設定していない場合でも、ディスプレイがアンロックされたとき
File
File Attribute Change
ファイルの属性が変更されたとき
要調査
File Closed
ファイルを閉じたとき
File Deleted
ファイルを削除したとき
File Modified
ファイルを編集したとき
File Moved
ファイルを移動したとき
File Opened
ファイルを開いたとき
Hardware
Button: Camera
デバイス側面のシャッターボタンを長押ししたとき
優先度を高くしないとカメラアプリが起動してしまう
Button: Long Search
検索ボタンを長押ししたとき
要調査
Card Mounted
SDカードをマウントしたとき
カードの種類を判別することができるため、それぞれのSDカードによってTASKSを変えることができる
Card Titleを指定するとその名前のSDカードがマウントされたときのみTASKSを発動できる
Frequencyに指定した数字の倍数回ごとにTASKSを発動させることができる
つまり、3なら3、6、9…回マウントするとTASKSが発動する
Card Removed
SDカードを物理的に抜いたとき(マウント解除ではない)
Card Unmounted
SDカードのマウンとを解除したとき、または、物理的に抜いたとき
Volume Long Press
デバイスの音量ボタンを長押しするとき
Typeで音量UPとDOWNボタンどちらかの指定もできる
Media
Music Track Changed
再生している音楽の変化をTaskerが感知したとき
この機能はメディアの通知機能にのみ基づいている
Net
BT Connection
Bluetooth機器に接続したとき
機器ごとの指定も可能だと思われる(要調査)
NFC Tag
指定したNFCタグに反応させたとき
タグのIDや内容、もしくはその両方をトリガーにすることができる
このため、自身は書き込んでいないタグに反応することができる
Phone
Missed Call
電話を取り損ねたとき
Phone Idle
電話が終わった直後など、電話機能がうごいていないとき
要調査
Phone Offhook
電話がオフフックになったとき
オフフックとは元々、受話器を取った状態のことを指す
なのでスマートフォンでいうと
電話番号を入力中、通話中、保留中などにあたる
Phone Ringing
電話の呼び出し音がなっているとき
Received Data SMS
SMSを受信したとき
Senderで送信主を指定することができる
Portで、ポートを指定することができる
Dateは調査中
Received Text
テキストメッセージを受信したとき
TpeでSMSかMMSかを選べる
Senderで送信主を指定することができる
Contentは、SMSの本文や件名、もしくはMMSである
SMS Failure
指定した電話番号へのSMS送信に失敗したとき
ただし、Taskerの「Send SMS」アクションを用いて送信したSMSにのみ有効
SMS Success
指定した電話番号へのSMS送信に成功したとき
ただし、Taskerの「Send SMS」アクションを用いて送信したSMSにのみ有効
Power
Battery Changed
バッテリーの%が変化するとき
もちろんかなりの頻度で起こることになる
Battery Full
バッテリーの充電が満タンにたったとき
Battery Overheating
バッテリ―が過熱してしまったとき
Sensor
Gesture
設定した特定のボタンを押したとき
Nameは指定するジェスチャの名前
カメラ、通話、メニュー、検索、または音量ボタンを押すことでジェスチャのパターンを記録できる
最後のジェスチャポイントで長押しすることで、記録が終了する
Shake
デバイスが物理的に揺れているとき
Steps Taken
指定された歩数がカウントされたとき
System
Custom Setting
様々な設定が変化したとき
この設定というのはGlobal、Secure、Systemの3つから成っており、ほぼ全ての設定が変化したときにTASKSを発動できる
Nameの虫眼鏡のマークを押して,再び虫眼鏡を押すまでに生じた設定上の変化をリストアップしてくれるので、設定の名前や値が分からなくても使える
Device Boot
デバイスを再起動させたとき
Device Shutdown
デバイスをシャットダウンさせたとき
もちろん完全にシャットダウンした後ではなく、シャットダウンが完了する直前にTASKSを発動させる
Device Storage Low
デバイスの容量が少なくなったとき
記載が少ないため要調査
Intent Received
指定されたパラメータを持つブロードキャストインテントを受信したとき
Locale Changed
システムが作動している国、地域、言語を変更したとき
New Package
新たなパッケージがシステムに追加されたとき
パッケージのアップデートには反応しない
Package Removed
パッケージがシステムから削除されたとき
Package Updated
パッケージがアップデートされたとき
Wallpaper Changed
壁紙が変更されたとき
Tasker
Monitor Start
Taskerによるモニターが開始されたとき
このPROFILEから発動したTASKSは、他のどのTASKSよりも先に実行される
Secondary App Opened
Tasker Secondary アプリを起動したとき
要調査
Timer Change
指定したTASKSのタイマーのステータスが変更されたとき
スタート、ポーズ、リスタート、リセット、停止、全て から選べる
UI
Assistance Request
指定したアプリを開いている際にTaskerアシスタントを起動したとき
(Google アシスタントではないから注意)
Button Widget Clicked
チェックボックスやトグルボタンなどが押されたとき
ラベルを指定した場合は、ボタンにはラベルと一致した名前が必要
Click Lengthによって、反応するまでのタップの長さを変える事ができる
New Window
新たなウィンドウが開かれたとき
これは検索エンジンにおけるタブ以外にもポップアップのようなものでも反応する
ラベルを指定する場合は、ウィンドウの名前と一致するもののみが反応する
ウィンドウ名を探るには、%WIN 変数を用いるのが良い
Notification
ステータスバーに通知が届いたとき
Owner Application を指定した場合、通知は対応するパッケージによって送信されている必要がある
通知がすでにステータスバーに表示されているものと重複していても、TASKSは発動する
Tasker由来の通知には反応しない
Notification Click
ステータスバーの通知がタップされたとき
Owner Application や タイトルを指定している場合は、それに一致したものにしか反応しない
Notification Removed
ステータスバーから通知が削除されたとき
Variables
Variable Cleared
指定された名前のユーザー変数が消去されたとき
変数名を空白にした場合は全てのユーザー変数が対象となる
複数の変数が一度に消去されたときは、変数の数だけTASKSが発動すぬのではなくて一度だけ発動する
Variable Set
指定した名前のユーザー変数に値が与えられたとき
変数名を空白にした場合は全てのユーザー変数が対象となる
Variable Set 、Inc 、Dec 、Randomize のいずれかを使用して変数を与えた場合にのみ有効
終わりに
長くなったが、Event の説明は以上だ
まだ詳しく説明しきれていないところも多々あるが、それは今後埋めていく