Philips Hue 便利ですよね
僕が使っているのは電球タイプですが、ざっと
- 日々のルーティーンに合わせてオンオフを自動化できる
- 就寝前は徐々に暗くすることができる
- 外出時でも照明のオンオフができる
などなど「これが未来か・・・」と感じずにはいられない照明体験を得ることができます
が、その自動化の恩恵を100%受けるにはルーティーンの設定が超重要になります
そこで参考になればと思い、僕の運用方法を紹介します
この設定にしてから一度もスイッチに触れることなく生活できています
目標
実現したいことを絵にしました
超シンプルです
この中でさらに、日没後は暖色系の色にして、就寝時間にあわせて徐々に暗くなるように設定します
※暖色系になるのは「ホワイト カラー」「ホワイト グラデーション」のみです
準備
アプリをインストール
Philipから出ている公式アプリで設定ができるので、まずはダウンロードします
まずは設定から購入したHueを登録します
使いたいHueが登録できたら次のステップに進んでください
自宅の場所を登録する
外出と日の入りの判定をするために、Hueを使う場所をアプリに登録する必要があります
設定→詳細→自宅の場所
からHueを使用する場所を登録します
こうすることで、
外出時→自動で照明オフ
帰宅時→自動で照明オン
日没→暖色のあかりオン
を設定することができるようになります
この設定をしないと、いちいち自分で照明のオンオフをしなければなりません
ルーティーンを設定する
起床時間に照明をオンにする
ルーティン → 起床
から設定していきます
それぞれに設定について説明します
項目 | 説明 |
---|---|
起床時間 | 設定した照明がつく時間です |
曜日 | タップして白くなった曜日にのみ照明がつくようになります 平日用のルーティーンと休日用のルーティンをつくるといった運用が考えられます |
フェードイン | 指定した時間からジワジワと明るくなる時間です 10分を指定すると、起床時間の10分前から10分かけて指定した明るさになっていきます まるで日の出の光で起きるような体験ができます |
場所・照明 | 上記の設定を反映させるHueを指定します |
照明をオフにする時間 | このルーティンでオンになったHueを特定の時間でオフにするか決めることができます |
上記の項目を決めていきます
僕の場合は以下のように設定しています
これで起床のルーティーンは完了です
外出時に照明をオフにし、帰宅時にオンにする
ルーチン→帰宅&外出
から設定していきます
まずは現在位置認識をオンにします
外出時
外出→場所
から外出時にオフにしたいHueを選択します
これだけでOKです
帰宅時
オンにするから帰宅時にオンにするHueを指定します
その後、帰宅時にオンにするシーンを選択します
日没後のみをオンにすると
夜帰ってきた時だけ帰宅時に照明がオンになります
逆に昼間帰宅しても照明は自動で付きません
こちらはお好みでどうぞ
以上で帰宅時と外出時のルーティーンの設定は完了です
日没後に照明の色合いを変える
夕日は茜色です
人間も生物である以上、寝る前には暖色系のあかりを浴びたほうが良いとかなんとか
そんなわけで夜間は白色光ではなく暖色光になるよう設定していきます
ルーチン→その他のルーチン→カスタム ルーチンの作成→日没 を選択します
設定画面の項目の説明をしていきます
とはいえ、起床時のものと似ているのでご心配なく
項目 | 説明 |
---|---|
開始時間 | 日没を選択します 照明の色合いが変わる時間を表しています |
曜日 | このルーティーンが実行される曜日を表しています タップして白くなった曜日で実行されます |
フェード | 選択した時間をかけて徐々に色味が変わっていきます |
場所 | 色合いが変わる照明を選択します |
シーン | 日没後にアクティブになるシーンを選択します 何でも良いのですが、ここでは暖色である「サバンナの夕日」を選択しています |
ルームをオフにする時間 | 照明が消える時間です とはいえ、「照明を消さない」か「日の出時に消す」の2択しかありません 最後のステップで就寝時間に照明を消すルーティーンを作成しますので ここでは何もしないを選択します |
以上で日没後に照明の色を変えるルーティーンの設定は終了です
就寝時間になると照明をオフにする
寝なければならない時間になるとあかりをジワジワと暗くしていきます
そして最後には消えてしまいます
こうすることで、誰でも「あー、寝ないといけないなー」という気になってきます
ルーチン → 就寝 → 就寝の作成 を選択します
さて、例によって項目を説明していきます
項目 | 説明 |
---|---|
開始時間 | あかりが暗くなり始める |
曜日 | 自動消灯が実施される曜日を指定します タップして白くなった曜日に実行されます |
フェードアウト | 何分かけて消灯するかを設定します |
場所 | どの部屋のあかりを消すかを設定します |
以上で、就寝時間になると自動であかりが消えていくルーティンの設定は完了です
自動化完成
お疲れさまです
以上で、この画像のような設定ができました
照明の強さや色味はご自分の好みで設定してみてください
おまけ ~動きを感知してあかりをつける~
部屋のように生活する空間は、上記のようにHueを使うことをおすすめします
ただ、家の中でもいっとき通り過ぎるような場所にHueを使う必要はありません
高いので!
例えば玄関はその典型例です
・基本的にその場に留まらない
・両手が荷物でふさがっていてスイッチを押しにくい可能性がある
・外から帰ってきた時は確実に電気が消えている
・玄関でリラックスはしない
以上の理由より玄関の照明の自動化は人感センサーが最適です
これ、まじで便利です
今ある電球と交換するだけで使えますし、なんの設定もいりません
これを使って一番良かったと感じるのは
夜帰ってきたときに、ドアを開けると明るくなることです
出迎えられているような気持ちになって一人暮らしの寂しさが紛れます