生活の自動化

おサイフケータイの疑似ロックでセキュリティと利便性を両立させる方法

スマートフォンのおサイフケータイで決済をする場合に気になるのは、セキュリティ面だと思います

  • スマホを落としたら電子マネーを全部使われてしまうんじゃないか
  • iPhoneでは決済時に指紋認証することでセキュリティ性を向上しているらしいけどAndroidでは?
  • でもそこまでガチガチにロックしてしまうと不便だから困る

このような事を考えている人が多いのではないでしょうか

そこで、

一番使い勝手の良い真ん中を目指します

セキュリティを向上させた上で、使い勝手も我慢できるレベルを目指しましょう

特別なアプリをインストールする必要も無く、誰でもすぐに可能です(要:Android10以上)

おサイフケータイのしくみ

NFCと呼ばれる近距離無線を使って、決済機と情報をやり取りすることでお金のやり取りをしています

近距離無線通信(きんきょりむせんつうしん)は、広義には交信距離の短い無線通信を指す。狭義にはNear field communication (NFC) の訳語である。NFCはRFID (Radio Frequency IDentification) と呼ばれる無線通信による個体識別の技術の一種であり、近距離無線通信の技術を統一化した世界共通の規格である。ICチップを内蔵したNFCタグをNFCのリーダ・ライタ機能を有する機器により読み取り・書き込みを行う。

Wikipediaより

このNFCをタグにしたものが、SUICAのようなICカードやマイナンバーカードに入っており、機械にかざすだけで情報をやり取りできています
そして、スマートフォンにもNFCチップが入っており、NFCをオンにすることで、スマホをかざすだけで情報のやり取りができるようになります

つまり

NFCをオンにしているとICカードを持ち歩いている状態と同じですので
スマホを落としてしまうと誰かに使われてしまいます

逆に、NFCをオフにしていると
画面ロックを解除して、設定画面にいき、NFCをオンにする
という作業をしない限り悪用される心配はありません

前者の方が使い勝手は良いですけど安心できません
後者の方が安心ですけど、使い勝手は悪いです

そこで折衷案として、NFCのオン・オフを自動化しましょう

NFCの切り替えを自動化する

まずは設定画面を開きます

検索窓でNFCと入力します
検索結果が出ますので、どちらかをタップします
2つともONにします
2つともですよ

これでもう完了です
こうすることで

  • 画面ロックを解除した場合のみNFCがオンになり、情報のやり取りができます
  • 一般的には画面ロックは指紋認証で解除する場合が多いので、NFCをオンにするのに1秒もかかりません
  • 自分だけは楽々と電子マネー決済できます